測定方法

タイム測定の目的に応じて測定方法を選択します。

当サイトで紹介する光電管タイム計測器の制作方法は安全性・信頼性を保証するものではありません。 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

周回/区間

周回の計測の場合はセンサーを1台、区間の計測の場合はセンサーを2台使用します。

周回を測定する場合

周回を測定する場合は1台のセンサーを使用します。スタートの際にセンサーを通過し、ストップウオッチが動き出します。ゴールの際には再び同じセンサーを通過することでストップウオッチが止まります。

区間を測定する場合

区間を測定する場合は2台のセンサーを使用します。1台目のセンサーを通過するとストップウオッチが動き出し、2台目のセンサーを通過するとストップウオッチが止まります。1台目のセンサーがスタート、2台目のセンサーがゴールの役割を果たします。

検出方法

光電センサーの物体の検出方法は2種類あります。センサー上部のボリュームを操作することで検出方法を変更することができます。

Dark Onモード

センサーから照射される光を物体が遮った時に反応します。制作代行の場合はこちらのモードに初期設定してあります。

加速走をはじめとした一般的なタイム測定の際に使用します。

Dark Onモードでタイムを測定する場合は以下の事に注意してください。

・十分なスピードでセンサーを通過する。
※スピードが不足している場合は、センサー通過後に腕や足で再びセンサーが反応してしまう「二度打ち」が生じる場合があります。少なくとも5~10m程度の助走を取ることで、測定の精度が高まります。

・三脚の高さを適切に設定する。
※三脚の高さが低い場合、センサー通過後に跳ね上がった足によって「二度打ち」が生じる場合があります。測定者の腰の高さに合わせて三脚の高さを調整することで、測定の精度が高まります。

Light Onモード

Dark Onモードとは反対に、検出物体が無くなるとセンサーが反応します。

スタートからのタイムを測定する場合に使用します。その場合は、スタート側のセンサーをLight Onモードで使用し、ゴール側はDark Onモードで使用します。

Light Onモードでタイムを測定する場合は以下の事に注意してください。

・センサーの光を遮った状態でストップウオッチをゼロにします。
※センサーが反応している状況ではストップウオッチを操作することができません。

・測定者が動き出した後、補助者がセンサーの光を遮ってください。
※センサーが反応している状況ではストップウオッチを操作することができず、ゴール側のセンサーが反応しません。

コメント

  1. […] ストップウォッチの操作リセットボタンの操作は手動で行う必要があります。また、計測中にラップ/スプリットを手動で操作することも可能です。ricloud.session.jp 測定可能距離高さ約85cmの三脚を使用した場合、最大で約200mのタイムを測定することができます。ricloud.session.jp 測定精度DIYで作る光電管タイム計測器でも十分過な測定精度があります。高い測定成功率と少ない誤差を実現できました。ricloud.session.jp 測定方法タイム測定の目的に応じて測定方法を選択します。ricloud.session.jp […]

  2. […] 測定方法タイム測定の目的に応じて測定方法を選択します。ricloud.session.jp […]