光軸調整

光電センサーが物体を適切に検出できるようにするための光軸調整を行います。

当サイトで紹介する光電管タイム計測器の制作方法は安全性・信頼性を保証するものではありません。 当サイトに掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。

表示灯の種類

本体の電源を入れると、安定表示灯が点灯します。点灯しない場合は、モバイルバッテリーの充電切れか本体の故障が考えられます。

安定表示灯(緑)

 設置後の環境変化(温度、電圧、ほこりなど)に対する余裕度を自己診断し表示灯で示します。 (余裕度が十分であれば点灯します。)

動作表示灯(橙)

 出力の状態を示します。(機種によっては入光表示灯のタイプもあります。)

オムロン公式HP「 光電センサの緑色と橙色の表示灯の意味を教えてください。 」

光軸の調整

回帰反射形の光電センサーでは、投光部から照射される光を反射板で受信部に反射させることで物体を検出しています。投光部からの光を受信部で感知できるようにするために、センサーと反射板の位置を調整(光軸調整)します。

光軸がズレている場合

光軸がズレている場合は、センサー本体の「動作表示灯(オレンジ色のLED)」が点灯します。センサーや反射板の位置を動かして、光軸が合うように調整してください。光軸が合うと「動作表示灯」は消灯します。

光軸調整のより厳密な方法については下記を参照してください。

光軸が合っている場合

光軸が合っている場合は「動作表示灯」が消灯します。センサーが物体を検出した場合のみ「動作表示灯」が点灯します。センサーの間に手を通過させるなど動作確認を行ってください。