電気の力でスイッチを切り替えるリレースイッチを利用して、ストップウォッチの操作や信号の送受信を行います。
リレースイッチとは
リレースイッチとは、電気の力でスイッチをON/OFFすることができるものです。このリレースイッチを利用して、ストップウォッチのスタート/ストップを操作したり、光電センサーの信号を送受信さたりしています。
リレースイッチの構造
リレースイッチは、コイルとスイッチで構成されています。コイルに電流を流すことで磁力が発生し、その力でスイッチが切り替わります。
今回使用する、リレースイッチには足が6本あります。1と12は常時つながっており、5,8間の電流の有無によって、6または7とつながります。
5,8間のコイルに電流が流れている間は磁力が発生し、スイッチが切り替わります。
コイルに電流が流れている間は、1,12と7がつながります。
この構造が、DIYで作る光電管タイム計測器の要の部分となります。
リレースイッチの種類
リレースイッチには多くの種類があります。最初に購入したのは、こちらのリレースイッチでした。
秋月電子で購入でき、価格も非常に安価です。しかし一つ問題が…
ブレッドボードで使えないんです。
長さが一マス分足りないんです。加工すれば使えはするんですが…
足を取り付ければ、ブレッドボードでも使えます。加工するのが大変ですし、何より格好悪い。
ブレッドボードで使いやすいリレースイッチは無いものか。色々探して見つけました。電子部品販売の「マルツ」で販売されているリレースイッチです。サイズが一回り大きく、これならブレッドボードにもピッタリ取り付けられます。
サイズが大きい理由は、接点容量が大きくなっているためです。このタイプでは、サイズが大きい分より大きな電流を流すことができます。
秋月電子で販売されているリレーより一回り大きいですが、DIYで作る光電管タイム計測器ではブレッドボートに差し込めるという理由から、こちらのタイプのリレースイッチを使用していきます。
コイル電圧
リレースイッチには、コイルにかかる電圧に応じてたくさんの種類があります。3V,5V,12V等々。リレースイッチを組み込む回路に応じて適切なものを選ばなくてはなりません。
DIYで作る光電管タイム計測器では、それぞれの電源に合わせて以下のものを使用しています。