本体ケースを高い位置に設置できるようにするため、ホームセンター等で購入できる取付金具を利用してケース台を製作します。
ケース台の必要性
TWELITE DIPの特性として、通信距離を伸ばすためには「高さ」が必要となります。100m程度の通信を行うためには、1m程度の高さが必要となります。地面に直接置いて使用した場合には通信距離が著しく短くなってしまいます。そこで、本体ケースを支える台を作り三脚に設置します。
支えの上に本体ケースを設置することで100m以上の距離の通信を実現できます。
ケース台の作成
以下の部品を用いてケース台を作成します。
これらはホームセンター等で1000円程度で購入することができます。
それぞれを組み合わせていきます。ここでは、ケースの大きさに合わせることと収納時にコンパクトにするために、L型金具の2個目の穴を使用して締め付けています。
なお、画像のL型金具は穴の大きさが4mmとなります。それに合わせ、蝶ネジ・蝶ナットも4mmのものを使用しています。I型金具は穴が6mmのため、6mm以上のワッシャーを使用してしっかりと締め付けられるようにします。
面ファスナーの貼り付け
このまま本体ケースをケース台の上に載せるだけでも安定しますが、安定性をより高めるために面ファスナー (俗に言うマジックテープ) を使用します。
これも100円ショップで購入することができ、これ1つでケース2つ分の制作が可能です。
L型金具の大きさに合わせて適当な大きさに切断します。
このとき、チクチクするフック面は縦に2つに分けます。フワフワしたループ面は縦横に2等分し、4つに分割します。
フック面をL型金具に貼り付けます。
ループ面は収納ケースの底面に横向きに貼り付けます。
こうすることで、ケース台と収納ケースがくっつき、より安定させることができます。
面ファスナーでしっかりと固定されているため、三脚が傾いても本体ケースが落ちることはありません。
ケース台の収納
ケース台は、画像の様に折り畳みコンパクトにすることができます。
こうすることで、ケース台を収納ケース内に収めることができます。
また、スマートフォンホルダーや反射板も合わせて収納ケース内に収めることができます。
このように、計測に必要な部品は全て収納ケースに収めることができます。これなら部品を失くしたりする心配もありません。
ケース内に全てを収納できました。これで他に必要なものは三脚だけとなります。
ウォッチ側の面ファスナー取り付け
残った面ファスナーは、ストップウォッチ側に使用します。適当な大きさでウォッチとケースに接着します。
こうすることで、計測をするときにストップウォッチをケースの上に固定することができ、持ちやすくなります。